東京地裁による2月5日不当決定(国費支出差し止め請求部分)

「即位の礼・大嘗祭違憲訴訟」のうち、一連の天皇「代替わり」儀式に対する国費支出の差し止めを求めた部分に対する、東京地裁の2月5日の不当きわまる判決文は以下の通りです。

190205即位大嘗祭違憲差止請求事件・判決 → ダウンロードはここから

 

「即位の礼・大嘗祭違憲訴訟」分離、差し止め請求却下決定を糾弾する!

東京地裁による「即位の礼・大嘗祭違憲訴訟」分離、差し止め請求却下決定を糾弾する!

「即位・大嘗祭」違憲訴訟の会
 2019年2月8日

 東京地裁(民事38部・朝倉佳秀裁判長)は2月5日付けで、昨年12月10日に私たちが提訴した「即位の礼・大嘗祭違憲訴訟」のうち、一連の天皇「代替わり」儀式に対する国費支出の差し止めを求めた部分について、ただの一度も口頭弁論を開かないままに、「訴えを却下する」との決定を下した。
 私たちの訴訟は、即位の礼・大嘗祭儀式をはじめとする一連の儀式全体の違憲性を問いただし、儀式に対する国費支出の差し止めと、合わせて、すでに進行している儀式の準備によって生じた損害賠償を求めるものである。しかしながら裁判所は、一体であるべきこの訴訟を勝手に分離させ、前者差し止め請求を「行政事件」として、後者損害賠償請求を「一般民事事件」として、別々の部に係属させた。弁護団・原告はそれを不当として、ふたつの裁判を併合するように申し立てを行ってきたところである。
 損害賠償請求については、2月25日(月)に1回目の口頭弁論が開かれる予定であるが、それに先立ち、今回東京地裁は、行政事件部分に関して請求却下の決定を下した。その理由としては、法律は、原告らが主張するような「納税者基本権」などの権利を保障していない、また、国費支出の違法性を理由として支出差し止めを求める訴訟を認める規定も存在していないので、本件訴えは不適法であり、「口頭弁論を経ないでこれを却下する」ことにしたというのだ。
 前回の即位・大嘗祭訴訟においても、結果的に「納税者基本権」は認められなかったものの、口頭弁論の過程、あるいはそれをふまえた判決文において、「納税者基本権」の是非について一応の検討はなされている。しかし今回の地裁判決は、そうした立場にさえ立たず、文字通りの「門前払い」をくわせたものである。
 今回の決定が、「代替わり」儀式の本格的な開始を前に、儀式それ自体への異議申し立てに議論の余地はない、とりわけ天皇制に関わる問題に対しては、一切の議論をすることもせずに「前例を踏襲」するという、これまでの国・政府の立場を追認するものでしかないことは明らかだ。
 私たちは、この不当判決に対して抗議するとともに、ただちに控訴の準備をおこなう。さらに2月25日の口頭弁論の場においても、「即位の礼・大嘗祭」等儀式の違憲性を主張して闘い続けることを明らかにする。

 

2/16に違憲訴訟報告と原告交流の集まりを持ちます

 裁判の開始に先立ち、訴訟の会では2月16日(土)13時30分から、文京区春日(後楽園)の文京区民センターにて、提訴報告と交流をかねた集会を持ちます。弁護団や呼びかけ人の発言を受け、原告同士が意見交換できるような集まりにしたいと思います。ぜひご参加下さい。

2月16日原告交流会( → ダウンロードはここから)

即位大嘗祭違憲訴訟の第二次原告を募集します

第2次締め切りは、2019年2月28日(木)です!

 2019年4月30日に天皇が生前退位し、5月1日に皇太子が新天皇として即位することになっています。この日、「三種の神器」などの受け渡しの儀式がなされ、新天皇が「三権の長」に対して即位を宣言する儀式が行なわれます。また秋には、10月22日に「高御座」に立って内外に即位を宣言する儀式とパレードと宴会が行なわれます。
 また、11月14日から15日にかけて、天皇の「霊」を受け継ぐ皇室祭祀「大嘗祭」のクライマックスである「大嘗宮の儀」が行われます。これらはすべて「国事行為」または「皇室行事」として、国の予算を投じておこなわれるものです。

 私たちは、一連の儀式が、憲法の「政教分離原則」「主権在民原則」からみて、多くの問題をはらんでおり、これに対する税金の支出は明らかな違憲の行為であると考え、国を相手どり、一連の儀式に対する税金の支出に対する差し止め請求と、損害賠償を求める訴訟を、昨年12月10日、241人の原告をもって東京地裁にたいしておこしました。
 私たちは、さらに全国の皆さんに、ぜひこの裁判に、原告として、あるいは支援者として加わって下さるよう、呼びかけます。第2次原告を募集します。 “即位大嘗祭違憲訴訟の第二次原告を募集します” の続きを読む

私たちの公訴提起に裁判所は正しく憲法判断を!

この「即位の礼・大嘗祭等違憲差止請求」の訴状です。
クリックしてください。 → PDFファイルをダウンロード

公訴の内容は以下の通りです。

●即位の礼・大嘗祭等違憲差止請求事件
被告は、即位の礼及び大嘗祭関係諸儀式のために国費を支出してはならない
 原告:日本国の主権者でありまたは納税者
 被告:国(別表記載の諸儀式を行う主体)

12月10日、いよいよ東京地裁に提訴します

これまでにもお伝えしてきましたが、いよいよ12月10日に提訴いたします。当日の予定は、以下の通りです。

12月10日(月)
13:00 東京地裁に提訴
14:00 司法記者クラブにて記者会見

この提訴に関する報告は、年明け2月に原告交流会を兼ねて集会を行う予定です。詳細は未定です。このサイトにおいてご案内いたします。

私たちは、天皇の即位・大嘗祭に伴う各儀式のいずれについても、それがまさに天皇制の根幹にかかわる宗教行為そのものであると批判しています。
この件について、メディア各紙の報道も、秋篠宮文仁が、要旨「宗教色の強い大嘗祭を国費で賄うことが適当かどうか」という発言をしたこともあって、増えてきています。みなさま、ぜひともこの訴訟にご注目ください。

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